Archive for 12 月, 2009

 

 いろいろ盛りだくさんだった今年の営業も今日で終わり。

 

 楽しくいきたいと思います。

 
 

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 今日一日お休みをいただいて、

 明日とあさってお店を営業して、

 vin et cuisine A.k.も一年が終わりとなります。

 

 今年もいろいろなことがありました。

 たくさんのワインをサービスして、たくさんの料理を作りました。

 全てはお客様あってのことです。

 ご来店いただいた全てのお客様に感謝申し上げます。

 

 

 仕事でもプライベートでも

 それが結果として良いことも悪いことも含めて、 

 自分の思う通りには行かないな・・・

 ということをすごく感じた一年です。

 

 

 少し前は目標を掲げ、それに向かって・・・

 というステレオタイプな生き方をすごく大切にしていました。

 

 なんか積極的で前向きな感じがしますから。。。

 

 でも、そんな生き方だけではうまくいかないのかな・・・という思いがしてきています。

 

 

 もう少し成り行き任せにしていいんじゃないか・・・

 そして、今ある現状に感謝して100%受け入れることが大事なんじゃないか・・・

 とうっすら思っています。

 

 

 今年最後のワイン会の主役はラターシュとリシュブール。

 なんとリシュブールはドメーヌ・ルロワのものでした。

 

 

 ずっと憧れていたワインはとても素敵なものでした。

 

 咲き乱れる花畑、むせ返るような果実の香り。

 5月の頃、満開になる亀戸天神の藤の花。

 天神様一体を取り囲む優美でふんわりとした紫と赤の薫り。

 

 一生懸命ワイン会を続けて今年最後に最高のワインと出会いました。

 

 

 ほんのりと願っていた出会いだけど、

 そこを目指してがむしゃらにやったわけではありません。

 

 ただ、一生懸命毎日がんばっていただけでした。

 

 

 僕とvin et cuisine A.k.の一年もあと少しです。

 

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 デザートは

 ショコラクラッシック

 

 とても良くできました。

 がねーしゃご苦労様。

 

 

 あわせたのは、こちら

 

SANDEMAN Vintage Port 1994
 サンデマン ヴィンテージ・ポート 1994

 

 です。

 

 このふたつの組み合わせは・・・

 悶絶です。

 

 もう合わないわけがないというぐらいの組み合わせ。

 

 

 コレが一番合うのでは!

 

 というお客様の評価もあったほど。。

 

 がねに主役を奪われてしまいました(笑)。

 

 

 とにかく楽しいワイン会。

 

 今年は何回ワイン会をやったかわかりません。

 

 勉強して、勉強して、

 今回の珠玉のワイン会は

 その総決算でした。

 

 もちろん至らない点はいっぱいあって、

 まだまだいけると思います。

 

 ですが、ワイン会を行ってきて、心のそこから満足行ったのは初めてです。

 

 本当に嬉しかった。

 

 

 手伝ってくれた長井さん

 彼女のサービスがなかったら僕は安心して

 料理は作れなかったと思います。

 僕がして欲しいことを察知して、自分で考えて、素晴らしいサービスをしてくれました。

 心から感謝です。

 

 

 がねーしゃ。

 一年の成長が発揮されました。

 料理のフォローといい、デザートのクオリティーといい

 まったくもって文句なし。

 凄いや。

 どうもありがとう。。。

 

 

 そして、このワイン会をする機会を与えていただいたお客様に心より感謝いたします。

 

 最高の雰囲気のなか幕を閉じることができたのも、

 全ては参加いただいた皆様のおかげです。

 

 ありがとうございました。

 

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 赤のメインに入っていきます。

 メインはこの3本

 

 

 

 Penfolds Grange 1992 
 ペンフォールド グランジ 1992

 Hermitage rouge 2004 Jean-Louis Chave
 エルミタージュ ルージュ 2004 ジャン・ルイ・シャーヴ

 Château Cheval Blanc 79 (premier Grand cru classé de Saint Emilion)
 シャトー・シュバル・ブラン 1979

 

 です。

 

 そして料理は今日のテーマのひとつ

 鹿です。

 

 鹿は半身を取り寄せて前日にさばきました。

 へたくそな僕は2時間かかりました。

 

 まったく半身を仕入れてさばきます!なんて、

 余計なこと言うもんじゃありませんね。

 

 部位ごとに仕入れれば・・・と何度後悔したかわかりません(笑)。

 

 

 仕上がった料理はこちら

 

 鹿のランプ肉のあぶり 太白ごま油とにんにく

 

 

 鹿ロース肉のロティー ペドロヒメネスのソース ポルチーニの香り

 (菜花のソテーとサトイモのカラメリーゼを添えて)

 

 

 です。

 

 

 マリアージュは最高にうまくいきました。

 

 鹿肉と熟成したシラー。

 特にグランジと合わせることは僕はどうしてもやってみたくて、

 ずっと憧れていました。

 

 他のレストランでもしてみようと思ったのですが、

 なかなか納得がいかず今回自分で作らせていただいたのです。

 

 

 試食した瞬間

 飛び上がるような喜び。

 

 やった!

 

 という感じ。

 

 

 そして、皆様の幸せそうな顔を見たあとは、

 心から良かったと思いました。

 

 

 皆様の感想では、グランジとトリュフの香りを評価して下さった方もいましたし、

 エルミタージュの素晴らしさにむしろ魅かれ、

 そのマリアージュに喜びを見出された方もたくさんいました。

 

 でもいずれにしろとても素晴らしい結果。

 

 よかったーーー。。。

 

 

 

 さてワインのこと。

 

 グランジは周知のごとくオーストラリア最高のワインです。

 その存在について今更説明することもないのですが、

 このワインが約60年前はまったく評価されていなかったことには

 驚きを禁じえません。

 

 1951年、52年と試作を経てデビューした53年。

 酷評を受けました。

 

『野生の果物とつぶされた蟻(あり)のにおい』

 

 チーフワインメーカーのマックス・シューベルト。

 それでもあきらめきれずにワインを作り続けます。

 

 10年の月日を経て、不動の地位を築き上げますが、

 その苦労は並大抵ではなかったはずです。

 

 ムートンの1級昇格までのストーリーにしろ、

 ワインには感動的なお話がいっぱいあります。

 

 美味しいワインが物語を持っていると

 ますます好きになります。

 

 本当にワインて素晴らしいと思います。

 

 

 

 

 この日のグランジはとてもいい状態でした。

 

 トリュフの香りをふんだんに感じながらも、

 カシスの果実味が十分。

 なめらかでやさしくて、力強く気品があって完璧でした。

 

 僕的にはベストワインでした。

 

 

 ところが、この日

 

 

 シャーブのエルミタージュは凄かった。。。。

 

 みなさんの人気では、グランジを少々上回っていました。

 

  

 まったく違う両者のスタイル。

 

 グランジはとても綺麗なワインです。

 それがある意味優等生的にも感じられ、

 つまらないところもあります。

 

 一方シャーブのエルミタージュ

 ブレタノマイセスに由来する不快臭にもなりかねない

 フェノールの香り。

 ところがコレがえもいわれぬ複雑性をかもし出します。

 

 うーん、実にワインは面白い。

 

 

 どっちがいいとかどっちが悪いということではないですね。

 人気的にエルミタージュが上回ったといっても、

 僕が多少無理にどちらか選んでいただいたので、

 本当はどっちも勝者です。

 

 

 願わくば2つのワインが完璧な熟成をして

 同じビンテージで楽しむことが出来たらいいな・・・

 と思います。

 

 

 そして、

 

 シュバル・ブラン 79

 

 綺麗に熟成していました。

 いわゆるグレートヴィンテージのワインではありません。

 

 でも、まるーく、かわいく、そしてなめらかに。。

 

 果実味も十分に感じられて、ドライフラワーな世界とマッチしていました。

 

 熟成したワインの官能。

 

 何物にも変え難い体験です。

 

 

 メインのワインはどれも完璧。

 

 ああ、よかった。。。

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 赤です。

 

 

 実際の順番は

 Savigny‐les‐Beaune 1er Laviere 2006 Cathrine et Claude Marechal

 Maranges Rouge 2005  Equipages 

 Gevrey Chambertin  1ER Cherbaudes - Damaine Fourrier

 Gevrey Chambertin  1ER  Denis Mortet

 です。

 

 フーリエは今話題の作り手

 某雑誌などですごい評価を受けていますね。

 2007が特に評判です。

  

 マレシャルは・・・。

 相変わらずなピュアな赤い果実味でしたが・・・。

 

 エキパージュはすごいです。

 今年の赤ワインの僕の中のベストの1つです。

 この日もまるでパッションフルーツを思わせる果実味。

 僕はグロフィエのレザムルースをどうしても思い出してしまいます。

 

 ドニ・モルテ

 美味しかったですね。

 くっきり、はっきりジュブレーのワイン。

 これらのワインでは一番人気がありました。。

 

 

 料理は、

 がねーしゃのおうちの畑から取れた野菜のス-プ

 マンステールとカマンベールのタルトフランベ

 です。

 

 うーん。写真が・・・。

 

 とり忘れです。

 

 ごめんなさい。

 

 

 さて、赤ワインを楽しみながらも着実に減っていたワインがあります。

 それが

 

 Ortrugo 2008 Lusenti

 本日のハウスワインです。

 

 このワイン。

 実にいいのです。

 でも、決して高いワインではありません。

 

 イタリアのルセンティーという真面目なワイナリーの地酒をフレッシュな状態で瓶詰め。

 今まで現地でしか飲めなかったフレッシュなテーブルワインを日本に持ってきたものです。

 

 

 僕のコンセプトはまさにテーブルワイン。

 各テーブルにデキャンタでお出しして、

 自分の好きなタイミングで好きなだけ飲んでもらう。

 

 各ワインの間に飲んでリセットするような水のような役割に使ってもいいし、

 

 “食中酒としてのワイン”

 

 としてみなさんに楽しんで欲しい。

 

 そんな願いをこめてお出ししました。

 

 

 結果としてマグナムボトル2本が空いてしまいました。

 

 素晴らしい!!

 

 

 高級ワインの芸術的な世界もいいですが、

 テーブルワインの地に足ついた感じもいいですね。

 

 ちなみにOISIXでも扱っています。

 めちゃくちゃ美味しいですよ。。

 http://www.oisix.com/CategoryX.780_781_782.165.htm#LMenuL165 

 https://www.oisix.com/ShouhinShousai.ss1-3712_0952.htm

 

 

 さて、次回はいよいよ真打グランジ登場です。

 

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