Archive for 10 月, 2009

30
10 月

ワインを評価することの危険性

   Posted by: wine    in 日々のつれづれ

 

 最近ちょっと思っていることを少し。。

 

 ブログやクチコミ、インターネットを通じて、色々な物の評判を調べることができます。

 お店の評判しかり、色々な商品しかり、もちろんワインのこと・・・

 

 時々思うのは、ブログやクチコミの書き手があるものを批判する時に、

 その批判される側のことを考えているのだろうか・・ということです。

 

 評論の重要性については、衆目の一致するところだと思いますが、

 評論の書き手の素養や見識も同時に問われるのだと考えます。

 

 自分の言いたいことを書いただけというつもりでも、書かれた側にとっては大問題。

 特にそれが、事実とはかけ離れたものである場合に・・・。

 

 

 先日ジェファーソンボトルを巡る訴訟でマイケル・ブロードヘンドMWが訴訟の相手方である出版社側からの

 謝罪と賠償金を引き出し、実質的に勝訴し、和解が成立しました。

  http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/drink/wnews/20091027-OYT8T00537.htm

 

 結果として英国内での『世界一高いワイン「ジェファーソン・ボトル」の酔えない事情』の出版は禁止となりました。

 

 その後、読売オンラインさんの記事では、ブロードヘンド側はムートンの1990年で乾杯という事だったのですが、

 大変に苦労した問題であったことは容易に想像がつきます。

 (最高のヴィンテージである90年。実は、ムートンにとって難しい年でした。そのワインを選んだことに、

 ブロードヘンド側のなんともやりきれない思いを感じるのは、僕の邪推でしょうか・・・)

 

 

 人の評価である以上、それが100%正確なものであることは、絶対に不可能です。

 だから、評論を読む側の評論に対する冷静な対応というのは、とても必要なことだと思うのですが、

 パーカーポイントによるワインの値動きを見れば、現実的には“言った者勝ち”の世界です。

 

 消費者の立場の重視、顧客満足の重要性ということは自由な言動を元に勝ち得たものだと思うのですが、

 “ほったらかしの言論の自由”に危険性も感じます。

 

 ワインそのものの価値を評価しているつもりが、ワインの状態による問題で大きくゆがまされることは

 ままあるわけです。

 

 ぼくも、平野さんという素晴らしい師匠に教えていただくまで、状態のことを本当の意味ではわからずに

 ワインを評価していました。

 

 コレは、もう少し熟成すれば・・・

 閉じているね・・・

 この年は悪いね・・・

 この作り手は・・・

 

 今思うと恥ずかしいことをずいぶん真剣にしゃべっていました。

 自分の認知に大きい問題があったのにもかかわらず・・・。

 

 ただ、だからと言って、自分の好きなことや思っていることを表現することに自由がないのは大きな問題です。

 自由な評論が品質の向上や様々な点での改善を促してきたことは間違いのない事実ですから。

 

 ブログを書かせていただいている自分としては、なるべく正確な評論を心掛け、

 不要な批判をしないように気をつけたいと思います。

 

 “批判はせずに良い商品を良い!と褒めることだけの世界でいいじゃないか!!”

  と考えるのは甘いですかね・・・

 隠れた不正が見つかったりしますもんね。。

 

 みゅうう。

 書き始めたのは良いのですが、この問題の抱える深遠にどうまとめて良いかわからなくなっしまいます。

 

にほんブログ村 酒ブログ ワインへ

 投票していただけるとうれしいです。よろしくお願いします。

 

 こんばんは。

 

 ブログを毎日更新できる人ってすごいですね。。

 淡々とやるべきことをやる難しさときたら、ないです。

 shuさんのブログ(http://plaza.rakuten.co.jp/szwine/)なんて、

 ホントにもー・・・・脱帽ですね。

 すごすぎます。

 

 ぼくは、毎日は更新できないけど、

 これからもがんばって書いていきたいと思います。

 

 

 さて、ずいぶんと日は経ってしまったのですが、ロゼワインです。

 http://www.tsukui.info/wordpress/?p=1461

 

 シャトー・デスクラン

 3種類のワインを飲みました。 

 

 

 細かい資料は、こちら (http://www.jeroboam.co.jp/wine_maker/chateaudesclans.html

 

 会での評判は“まあまあ”といったところでした。

 

 “値段のことを考えると微妙だよね。

 (ガリュのネットでの値段15000円!ぐらい)”

 

 と言う意見が大半で、

 

 “やっぱり赤なのか白なのかをハッキリさせた上で

 長熟の可能性を狙ってこういういい葡萄を作ったほうが・・・”

 

 という考え方もあり、ガリュは少し値段も含め やり過ぎ の感があるので

 レ・クランがちょうどいいのでは・・・という意見などもありました。

 

 

 まあ、そんな意見にうなづきつつも、僕は少しこのワインの弁護などしたいと思います。

 

 まず、とってもおいしいワインです。

 ガリュやレ・クランになるとかなり複雑な世界を持つワインといえます。

 味わい的には良質なボルドーの白ワイン。

 例えば、シャトー・カルボーニュみたいな感じです。

 果実味も充実していて、栗やバニラの香りもありステキなワインなんです。

 

 ただね、やっぱり、カルボーニュの値段(大体6000円~7000円)を考えると・・・

  

 

 それから、このワインをロゼって思わないで、贅沢なスノビッシュな物と扱って・・・

 大振りなブルゴーニュグラスで豪華に楽しもうとすれば・・

 

 あっ、それから、これプロヴァンスで飲めば・・・

 

 

 みゅうう・・フォローが難しい。。。

 

 でも、僕、決してキライなワインじゃありませんでした。

 確かに作りすぎじゃない?ていう感じもあったし、

 ロゼワインの本来の楽しみ方からは逸脱してしまうところがあると思います。

 

 それに、正直やっぱり15000円と言う値段はやりすぎで、

 ワインファンがいつもと違った切り口でワインを楽しむという目的のためにも

 もう少し安いといいなーとおもいます。

 

 ただ、ワイン会で、みんなで普段飲めないワインを飲むっていう意味ではとても良いワインでしたし、

 料理は秋の香りがするものだったら、すごく合うイメージがパッと浮かんでくる楽しいワインです。

 

 ぼくは、がねの故郷から送ってもらったサツマイモを粉をつけてオリーブオイルをまとわせて、

 オーブンでシンプルに揚げ焼きました。

 

 ゲラントの塩をパッとかけて、熱々をほおばると、冷えたロゼワインのうまさが沁みてきます。

 

 それになんだかんだで参加された皆様も楽しんでおられました。

 楽しみ上手な方々。

 さすがです。。

 

 続いてボーカステルです。

 にほんブログ村 酒ブログ ワインへ

 投票していただけるとうれしいです。よろしくお願いします。

 

 

 先日のロゼワインとシャトー・ボーカステルの会もとても楽しい会になりました。

 会のことはおいおい書いていきますが、今日はマリアージュのことを少し。。

 

 

 ワイン会が決定すると、マリアージュを考え始めます。

 大体1週間~2週間前にワインの内容が決定されるので、

 そこから考えます。

 

 いわゆる定石は頭に入っていますが、

 定石通りにやっても僕らしくないので、

 ちんたらぶつぶつ考えます。

 

 もちろん定石を無視するわけではないです。。

 

 基本て大事ですよね。

 

 だから、そこは踏まえて考えます。

 

 独り、ぶつぶつ言いながら・・・。

 

 

 ワイン会の前日と当日は一緒に働いている“がね”は大迷惑だと思います。

 独り言

 怪しい動き

 突然の放心

 etc

 

 でも、最近ほうっておいてくれます。

 諦めがついたんですね。

 雄叫びを上げてもなにごともなかったかのように、タルトフランベの生地を伸ばしています。

 

 いつもメニューが決まるのは直前で、

 当日はあっちゃこっちゃ走り回って材料をそろえることしばしば。。。

 ワイン会の翌日は確実にぐったりしています。

 

 

 僕にとってマリアージュを考えることはワインと向き合うことです。

 一度飲んだワインなら良いのですが、

 今回のように飲んだことがないワインの場合は、想像力が全てです。

 

 テロワール、品種、ビンテージ、生産者、様々な情報を元に

 ワインの味わいを頭の中に浮かべ、頭の中で試飲したような気持ちになって

 ワインを分析します。

 

 そして、色々な食材や完成した料理の味わいを頭の中のワインとくっつけて

 マリアージュを感じます。

 

 

 マリアージュは感じるものだと思います。

 本や雑誌に知識として書いてあるマリアージュでは、料理は作れません。

 僕の場合。。。

 

 感じるもの、感じたものを料理で具現化します。

 

 

 ワインて理性と感性両方使って楽しむものだと思うんです。

 

 今目の前にあるワインが自分にとってどうなのか。

 

 ワインを楽しむことに知識って関係ないです。

 誰だって楽しむことが出来る。。。

 

 知識は楽しんだ後に出てくる疑問。。。

 何でこんなにおいしいのだろう??

 これ作った人ってどんなひとなんだろう??

 

 そこに応えてくれるもの。

 

 だから、感性がまず最初だと思います。

 

 

 マリアージュも同じ。

 合う料理と合うワインの表を見ても何も生まれてこない。。

 

 

 ワインはいつだって味が違います。

 

 料理の合う合わないもそれに応じて変化します。

 

 

 

 失敗も成功もあります。

 

 

 みんなに褒めてもらえるとほっとします。。

 

 

 強烈なプレッシャー。。。

 本当にいつも逃げたくなる。

 

 だけど、そんなことを言うと、

 “動物のような店長と仕事をするわたしの立場はどうしてくれるのですか!!”

 と怒られるので、

 口に出してはいえません。。。

 (書いちゃったけど・・・)

 

 

にほんブログ村 酒ブログ ワインへ

 投票していただけるとうれしいです。よろしくお願いします。

 

  

 

 こんばんわ。

 

 究極のロゼワインは何か?

 このテーマに、グッ!とキてしまう人は、ワインが大好きで困ってしまう人に違いありません。

 もちろん、僕もその一人なんですが・・・。

 

 ヨーロッパでは、ロゼワインはとてもよく飲まれます。

 しかし、日本ではそうではないようです。

 なぜでしょう。。。。

 やっぱりロゼワインって中途半端な印象が強いのかもしれません。。。

 

 というわけで、

 “めちゃくちゃ美味しいロゼワインが飲みたい!”

 といつも、思っていまして、そんな願いに、

 “どうだー!!”

 と答えてくれるロゼワインを探して幾年月。。

 

 フランス旅行中の平野さん(お師匠)から突然の報告がありました。

 次のワイン会はロゼワインで!

 

 おおっ!!

 というわけで開催決定です。。

 

 シャトー・デスクラン

 

 インポーターの資料によれば

 シャトー・プリューレ・リシーヌのオーナー、アレクシス・リシーヌの息子、サシャ・リシーヌは2006年に投資家のグループと一緒に、プロヴァンスの中央に位置するシャトー・デスクラン(d’Esclans)を購入しました。 247haの敷地のうち44haがブドウ畑で、グルナッシュ、ロール、ムールヴェードル、シラー、そしてサンソーを栽培しています。中には宝石とも言えるような樹齢80年を超える古樹も存在します。粘土石灰層から砂とグラーブの地層へと変化する多様な土壌がアサンブラージュでの繊細なバランスを生み出します。
  「太陽に恵まれた素晴らしい土地で最高のロゼを造る為に、彼がパートナーとして選んだのが20年以上ムートン・ロートシルトでエノロジストとして手腕を振るったパトリック・レオン(alar注:パトリック・レオンは他にダルマイヤック、オーパス・ワン、アルマヴィーヴァなども手がけています)。巧みなアサンブラージュによって作られる4つのロゼは、既存のロゼ・ワインのイメージを覆す、世界でも他に類を見ない至高のプロヴァンス・ロゼです。

 なるほど~。。

 

 トップキュベである、「ガリュ」の資料・・・

 収穫時に畑でブドウを食べ、最高に熟しているものだけを選びます。
房ごとに選果した後、実を選果するダブル・トリアージュ。
除梗後、軽く破砕。10度でマセラシオンを施し、アロマを抽出。プレス前のフリーラン・ジュースだけを使用。
徹底した温度管理のもと、500リットルの木樽で8ヶ月間発酵・熟成させます。
定期的にバトナージュを施します。

 

 ふむふむ。

 ん???

 面白いことが書いてあります。

 

(以下薀蓄長し!注意!面倒くさい方は読み飛ばしてください)

 

 普通最上級のロゼワインは、マセラシオン法という醸造方法でつくられます。

 黒ぶどうを破砕後、果汁に果皮を8~12時間程度漬込み、果皮に含まれる色素を抽出します。

 その後、果皮を分離し適当な色調を獲得したジュースのみを用いて醗酵という過程を踏みます。 

 

 ガリュの資料でも、破砕のあとに、10度でマセラシオンとあります。

 

 さて、このとき温度が重要です。

 普通10度という低温ではあまり酵母は活性化しません。

 そのためデスクランの破砕段階では醗酵は始まっていないと考えるのが穏当です。

 

 果皮と果汁が触れ合っている段階では醗酵が始まっていない。。。

 

 かつ、その後プレスをするわけですが、

 なんと!!プレスをする前のフリーランジュースのみを用いて、醗酵をさせると書いてあります。

 

 文章だけ読むとまるで白ワインの醸造方法。

 さらに言えば、カリフォルニアのロゼワインの一つホワイト・ジンファンデルなどを作るときの醸造法である

 直接圧搾法とマセラシオン法の中間のような作り方といえます。

 

 直接圧搾法では、破砕のあとにマセラシオンは行われず、そのまま圧搾されますので、

 色素はその際に移っていくものだけになります。

 というわけで、色合いは薄いピンクのロゼワインになります。

 

 デスクランも決して色合いは濃いタイプのロゼワインではありません。

 ホワイト・ジンファンデルよりは濃い色合いですが、透明感のあるかわいらしいピンクです。

 (薀蓄終わりー!!)

 

 にもかかわらず、お師匠のテイスティングによれば味わいは超弩級。。。

 あまりも衝撃的な味わいだそうです。

 

 というわけで

・2006年 Cotes de Provence Rose(コート・ド・プロヴァンス・ロゼ)
・2007年 Cotes de Provence Rose Les Clans( 〃 レ・クラン)
・2007年 Cotes de Provence Rose Garrus( 〃 ガリュ)

 をデスクランからはリストアップしました。

 僕もまだ飲んだいません。

 とても楽しみにしています。

 

 そして  さらにシャトーヌフ・デュ・パープの至宝 ボーカステルからは

 ・1998年 Chateau de Beaucastel Rouge(シャトー・ボーカステル ルージュ)
 ・1988年 Chateau de Beaucastel Rouge( 〃 )
 

 やっぱり88年は秀逸です。

 シャトーヌフ好きにはたまらないセレクトですね。

 

 もう一声!

 というわけで、

 注目の作り手コルディエから

 2006年 Bourgogne Blanc Jean De La Vigne

 かなりマニアックなワインですが、これが今とても美味しくなっています。

 

 あわせてお楽しみください。

 

 料理の方はプロヴァンスを意識したタルトフランベなど作りつつ、

 料理とワインのマリアージュにも挑戦したいと思っています。

 

 普段は料理に集中して、客席は平野さんにお任せしていますが、

 今回は、僕もできる限りおしゃべりに参加して、色々と質問したいと思います。

 

 話に花が咲く楽しいワイン会にしたいなー。。

 (マニアックになりすぎたらごめんなさい。)

 

 というわけで、

 10月16日金曜日 19時~

・ 会費:10,000円(ワイン代・食事付、税・サーヴィス込)
・ 定員:8名~10名前後
・ 開催場所:vin et cuisine A.k.
  東京都世田谷区三軒茶屋1-9-13 TEL:03-3795-0151
   wine@tsukui.info

下記、地図です。
 http://www.tsukui.info/ak_map.html
・申込方法:TelまたはEmailにてご予約願います。

 お申し込みお待ちしています。

 にほんブログ村 酒ブログ ワインへ

 投票していただけるとうれしいです。よろしくお願いします。

6
10 月

自家製ベーコン

   Posted by: wine    in vin et cuisine  A.k.の話

 

 

 作りました。

 

 5年以上も作り続けて、最近やっとコツがわかり始めました。

 

 料理って、本当に奥が深い。。。。

 

 何にもわかってないことばかりがわかっていく・・・

 

 みゅううう。。。

 にほんブログ村 酒ブログ ワインへ

 投票していただけるとうれしいです。よろしくお願いします。