Archive for 12 月, 2008

 

 

 珠玉のワイン会のおおとりはこのワイン。

 

 2004  Grands Echezeaux   DRC(Domaine de la RomaneeConti

 

 です。

 

 

 先ず2004年という年について。

 

 ブルゴーニュの2004年は決していい年ではありませんが、悪い年でもありません。

 

 2004のワインは酒質にそれほどの強さはありません。

 

 そのため酸化などにはあまり強くなく、抜栓してへたれやすかったり、

 果実味のか弱さから来るミネラリーな風味。

 ワインは概して繊細でおとなしい仕上がりです。

 

 ですが、それは2005や2003に比べてのこと。

 飲んでみると意外としっかりしています。

 ちゃんとおいしいワインがいっぱいあります。

 

 だから、一部に言われるほどダメなヴィンテージでもないですし、十分に楽しめます。

 10点評価で5~7点の間を作り手によって推移する感じです。

 現代ワイン醸造の素晴らしさを感じずにはいられません。

 

 

 

 “DRCにヴィンテージはない!!”

 こんな言葉があります。

 

 今のような醸造技術がまだまだない時代、ワインはヴィンテージによってかなりその出来に差がありました。

 全然年によって違うのです。

 そんな時いつでもおいしいワインがありました。

 それがDRC。

 DRCの名はこんなことの積み重ねで高まっていったと言えます。

 

 DRCの説明を始めれば相当長くなるので、今日はこのへんにして。

 グランエシェゾーという畑について。

 それから、当日のワインの味わいに着目したいと思います。

 

 グランエシェゾーといえば、同じくグランクリュ、エシェゾーの兄貴分などと本などで書かれたりしますが、

 僕にはそう思えません。

 あまりにも酒質が違うように思うのです。

 

 テロワール。

 特に土壌について考えた時エシェゾーとグラン・エシェゾーは隣り合っているわけですから、

 似ているのは当然としても違いがあります。

 

 グラン・エシェゾーは、バジョース階のスレート状石灰岩の厚い層を表土として持つのに対し、

 エシェゾーは畑としてかなりの広さを誇るためひとくくりにはしにくいのですが、プレモー石灰岩やウーライトを主に持ち、

 一部がグラン・エシェゾーと同じくバジョース階のスレートを表土に見ることが出来ます。

 

 DRCのテイスティング上の差では、グラン・エシェゾーはまるでグランクリュ、ミュジニーの如き繊細な質感、高貴な芳香を誇ります。

 エシェゾーはスミレのような肉厚でふくらみのある香り。高貴で繊細な芳香という感じではないように思います。

 

 僕の印象では、DRCのワイン内ではエシェゾーは一段落ちますが、グラン・エシェゾーはそのほかのグランクリュ(例 リシュブール等)と

 同等の格があるように思えます。

 

 さてこの日のグラン・エシェゾー。。。。

 

 もう、何と言っていいやら・・・

 幸せな高貴な香りがふわりふわりと漂ってきます。

 桜やスミレ。さくらんぼやラズベリー、桑の実。

 山椒にクローブ。

 シナモンにナツメグ。

 カカオにくるみに・・・

 もう・・・すごい。

 

 いつも、素晴らしいピノ・ノワールを感じると浮かび上がる“満開の藤の花・・・・”

 

 もうおいしいに決まってますよね。

 

 ・・・・・・・・・

 

 

 かくして、珠玉のワイン会は大盛況のうちに幕を閉じました。

 

 いつも思います。

 

 ワイン会で一番大切なのは雰囲気。

 何よりもおいしいワインを楽しむための肯定的なあの雰囲気。

 

 僕のワイン会はありがたいことにいつもそんな雰囲気にあふれます。

 

 それもこれも全ては参加いただきました皆様のおかげ。

 

 心より皆様に御礼申し上げます。

 

 

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 Château  L’Angelus 

 

 

 Angélus,は、フランス語で(朝・昼・晩)のお告げの祈り、あるいはお告げの鐘という意味です。

 

 実際にシャトーのそばには教会がいくつもあり、シャトー名もそのことに由来するようです。

 (そう言えば、ジャン・フランソワ・ミレの“晩鐘”はフランス語では、“L’Angelus”でしたね。)

   
 

 以前オーナーであるブアールさんがいらしたときにセミナーがありました。

 

 そのときに彼の話を聞いていて、すっかりファンになってしまったのですが、

 アンジュルスは僕の大好きなワインのひとつです。

 

 

 アンジュルスは、メルローとカベルネ・フランが大体半々で極少量カベルネ・ソーヴィニョンがブレンドされます。

 

 そのため、ワインの質はしなやかで厚みがあり、卓越したバランスをもっています。

 

 ブアールさんがオーナーとなって以降、格段の品質向上を遂げたといわれ、

 ロバート・パーカーなども高く評価しています。

 

 この日のアンジュルスはマグナムボトルの94年。

 

 しなやかで優しい酒質。品があり、決して派手なワインではありませんが、とても美味しい。

 わずかに感じる若々しい果実味はマグナムならではでしょうか・・・。

 

 イタリアワインが続いてのボルドー。

 

 フランスワインファンの方からは、“やっぱり美味しいな~”と言う感想をいただきました。

 

  

 続いてはいよいよDRC。

 

 グランエシェゾーの登場となります。

 

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 こんばんは。

 

 今日は珠玉のワイン会、赤ワイン2本目。

 カーゼバッセについてです。

 

 

 カーゼバッセについては以前のブログでも書いたので、今日は少し違った視点で書きたいと思います。

 (http://www.tsukui.info/wordpress/?p=346で書きました。

  テイスティングコメントはこんな感じ

 → 赤い果実味がメインですが、この果実をなんとたとえたらいいのか・・・。
 複雑な幾種類もの果実味ですが、どこにもないような果実のような感じもします。
 クランベリーの土の要素を持った甘い香りに、佐藤錦の甘酸っぱさ、そこにマンゴスチンのような香り高さが加わります。

 揮発酸の要素も感じますが、先の果実味にあいまってワインに複雑さを与えます。
 しっかりと力強いタンニン。でも、エレガント。
 端正な酒質がその強いタンニンを感じるまでをきれいに引っ張っていくため、強いタンニンも受け入れやすく、
 比較的早くからワインを楽しむことが出来ます。)
 

 大体、珠玉のワイン会でもこんな感じの味わいで素晴らしかったのですが、

 この日にカーゼバッセの飲み頃はいつなんだろう?

  ということが話題になりました。

  

 ワインの飲み頃っていつなんでしょうか・・・・。

 

 “03のブルゴーニュは今が飲み頃だよね~ とか・・”

 “95はまだまだだね。 とか・・・”

 “05のボルドーを今開けるなんてとんでもない・・・”

 

 とか、色々言われます。

 

 “ワインって難しいよね~”と、言われるひとつの要因は

 ワインによって、ヴィンテージによって、産地によって、

 飲み頃が変わってくるということがあるかもしれません。

 

 僕自身はあまりにも強く熟成感が出たものは、少し敬遠します。

 ワインの中に果実味が残っていて、バランスが取れているものを評価します。

 また、仮にブラインドワインをするとして、そのワインを当てられるかどうか・・・

 ワインのキャラクターが熟成という現象に覆い隠されていないか?を基準とします。

 

 今年一番素晴らしかったのはクロード・デュガのジュブレ・シャンベルタン 1erの95でしたが、

 あのワインも、

 黒と赤の果実味が共存し、

 口の中がポーット熱くなるような感覚、

 黒いベールが全体を包んでいるような質感

 

 という、良質なジュブレのワインに見られる特徴がありながら、

 

 ドライフラワーやドライフルーツのような芳香、

 なめらかな質感、

 優しく控えめになった酸味と甘みが織り成す熟成にしか見られないハーモニー

 

 という熟成に由来する喜びが共存していました。

 

 

 僕のテイスティングからすればカーゼバッセは今飲んでも美味しいと思います。

 

 ですが、やっぱりあと5年、10年と経てば、なかなかめぐり合うことの出来ない香りと味わいを持って、ワインは生まれ変わっていると思います。(待てれば!という条件付ですけど(笑))

 

 ですから、熟成させたほうがいいかもしれません。

 

 

 ただ、熟成をあまりにも重要視し過ぎるのも問題だと思っています。

 飲み頃はいつなのか??

 を追い求めすぎて、飲み頃を逃す事もありえますし、

 熟成がワインの個性を消してしまうこともありえます。

 

 特に酸化熟成に由来する日本酒の“ひね香”と言われるような・・、

 あるいは糠漬けなどで感じられるあの、風味。。

 

 嫌いではないですが、あまりにも強すぎると他の要素を消してしまうような気がします。

 

 よく“ワインが熟成しないとキャラクターが出ない”と書いてある本などもあります。

 でも、あれは一部の限られたワインやその人の趣向が大きく影響しているように思います。

 

 僕にはある程度ワインが若い方がブラインドテイスティングは当てやすいように思うのです。

 

 

 ワインの飲み頃はいつか??

 

 という問題は、本当に難しい。

 

 ある程度の熟成をしてから後は、個人の趣向に大きく左右される問題だと思います。

 

 一般化することは、不可能かもしれませんね。

 

 

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 こんにちは。

 今日は27日。

 

 クリスマスも終わりいよいよ年末ですね。

 

 vin et cuisine A.k.の営業は30日(火曜日)まで。

 新年は5日(月曜日)からとなります。

 

 あっという間ですね。

 一年は。

 

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 お知らせです。

 

 25日は、クリスマスメニューだけでなくて、普通のメニューもあります。

 

 というよりも、クリスマスメニューがありがたいことに “売り切れ” 間近になりました!!!

 

 パチパチ

 感謝、感謝

 

 というわけで、普通メニューもあるのです。

 

 vin et cuisine A.k.よりお知らせでありました。

 

 ~~あかしゃの部屋より~~

 

 

 http://akasyanoheya.web.fc2.com/

 

 

クリスマスイブはこんな感じでありました。。。。

 

 お客様に感謝。感謝。

 

 
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