すこし前までフットサルをやっていました。一月に一度だったのですが、とても楽しく、一から立ち上げて、公式試合まで行ったときは感無量でした。
去年の終わりぐらいから、なんだかフットサルをしたくなってきて、“うーん、困ったー。”となっている時に昔のチームの仲間が来てくれ、時々誘ってくれることになりました。僕がキャプテン時代のときは、まだチーム戦術もできていなかったけど、今はしっかりとした戦術もあって実は強豪チームらしい。
http://designmaestro.com/jetweb/index.html
“ついていけるかなー”と言う感じです。
そんなわけで、“今年は趣味だね!”と思っているところに、素晴らしいお客様。
自転車ブログ界のアイドル来店です。
“ゆらゆら 自転車 空ばかり” http://charida.exblog.jp/
あるお客様にお連れいただいたのですが、実は津久井時代にも来ていただいたことがあります。詳しいことは是非ブログを御覧になっていただきたいのですが、とっても個性的な方です。
“自転車人”という趣味の雑誌があって、美人ファイルのような記事があり、そこに紹介されています。実はそのライターさんもいらしていただいたのですが、何か、こう好きなことをしている方には、とてもいい感じがあります。
僕はワインが大好きなので、“別にいいや”と思っていたのですが、仕事を楽しむだけでなく、豊かに楽しく生きている方を見ると、“ああ僕も!”って思います。
今年は趣味をワインの他にも増やしていこうっと。
先日ブラインドテイスティングについてブログで書いたところ、“テイスティングについてもう少し詳しく。”とリクエストをいただきました。と言うわけで今日はもう少しテイスティングについて。
簡単に言えばワインを評価することがテイスティングです。酔っ払ってはテイスティングできません。試飲会などで顔を真っ赤にしつつも、一生懸命テイスティングするのはちゃんとテイスティングするため、飲み会にならないようにするためです。困ったことに時々めちゃくちゃ美味しいのを飲んでしまうと、テイスティングではなく飲み会となり、まじめな顔が笑顔になります。
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話を戻すと、ワインを評価するのがテイスティングなのですが、どうやってやるかです。細かいことを書くときりがない話なので、今日は流れを追ってお話してみます。
まず色を見ます。
色からはいろいろな情報を汲み取れます。非常に濃い赤、黒に近いような色合いを持ったものはとても色素成分の濃い葡萄から作られたワインだと想像できます。また、グラスのふち周り、いわゆるエッジに紫がかかったピンクがあれば、それはそれなりに若いワインだなと言えるし、オレンジがあれば、熟成しているのかな、なんて考えます。
次に香りです。
ワインのテイスティングで一番重要なのは香りです。尊敬してやまない世界最高の作り手マダム・ルロワは、“香りですべてを判断します。味はその確認です。” とおっしゃいます。一般的に言っても香り8割、味2割と言います。
最初はグラスを回さずにかぎましょう。そうすると葡萄品種本来の香りが上がってきます。ブルーベリー、プラム、ああそれも少しジャムのように甘く煮詰まっているな・・・、これだけで、葡萄品種が少し搾れます。やはり色素成分の濃いものです。黒い果実のイメージです。さらにバニラやチョコレートの香り、少しローストしたような香りが・・・、ああきっと樽を使っているのですね。樽からくる甘い香りですね。
ここで、少しグラスを回します。そうすると香りがより集約され、グラスからぐっと立ち上ってきます。すると、ああスパイスの香り、シナモンやナツメグ、よく嗅ぐとカンゾウのような香りも・・・うーん、なるほどこれは土壌からくる香りなのか、果皮からくるのか、いずれにしろ複雑なワインですね。
この時点で大体のことがわかってきます。色が濃くて、果実味が強くて、樽の香りがうまく調和しながらもしっかりと香り、スパイシーで複雑・・・なるほど、すると品種はカベルネやメルローかな?そうすると産地はフランスか新世界か・・・樽の香りがうまく調和して、複雑だから、品のある樽香。つまりはフランス産の樽、ボルドーかな?スパイシーさもあって、ああ実はミネラルもありそうで、硬い感じもあった。きっと、メドックのいいものに違いない・・・・。こんな推測をしつつ、味を見ます。
口に含みます。
最初は口が軽くすぼまるような刺激、これは若いワインで力強いワインの証、タンニンや酸がしっかりしているんですね。さらにテイスティングを続けます。口いっぱいに果実の香りが広がります。ふくよかで華やかで、だんだん、少し血のようなニュアンスとミネラルの感じがあり、そこでバニラの優しいフレーバーが広がります。最初は強かったけど意外と飲めるし、美味しい。余韻にかけて、酸や苦味が程よく感じられ、果実味とあいまってワインにしまりを与え、穏やかに芳香が消えていきます。
間違いない。今飲んでも美味しくて、若々しさを残しながらも完成度が高い、そして余韻はとてもエレガントで長い。ボルドーだ。さらにこの印象は、前に飲んだ・・・・・
と続いていき、結論を出します。たとえば2002年、場所はボルドーのサンジュリアン、レオヴィル・ラスカーズでしょうか、と言う具合です。
まあ、作り手さんまで合うことは本当にまれなので、ビンテージと産地が合えば素晴らしいですね。
今日はテイスティングの大筋を書いてみました。 またワイン講座のほうでも、このテーマはしっかりと扱いたいと思います。
ご清聴、ありがとうございました(笑)。
ブラインドテイスティング。ワインの銘柄を明かさずにテイスティングをして、ワインを評価し、その銘柄や素性を探っていくことです。
ソムリエとしてワインを評価することはとても大切なことで、その評価が適正かどうかを確かめるのに、ブラインドテイスティングはとても有効です。もちろん、あたればすべてよいと言うことではなくて、プロセスも大切です。理由付けが全然違うのに答えはあっている。それはあんまり意味がありません。
ですが、仲間同士でブラインドをしているときに答えがばっちりあたることは、最高に気持ちがいいことで、結構病み付きになったりします(笑)。
そんなわけで、ブラインドはとても重要な技能であると同時に結構楽しいものです。
ブラインドテイスティングで当てるためには、知識、経験、感覚、体調、などなど、いろいろなものが必要なのですが、僕が一番重要だと思っているのは、“頭を真っ白にして先入観にとらわれないこと”です。
“これはシャブリだ!!”
そんなことを最初に思ってしまうと、テイスティングの最中にそのワインのシャブリらしさを探してしまいます。
“ああミネラルがある、酸も強い、間違いない!”
答えを聞いて、びっくり。
“えー、日本の甲州!!”
みたいに。
確かに甲州にもミネラルや酸の要素はあるけど、それ以外の個性がいっぱいあります。みかんの香りやアフターにある特有の苦味・・・。でも決め付けてしまうと、そういう繊細な要素を見過ごしてしまうんですよね。
人間関係でも最初は嫌な人だと思っていたけど、実はとてもいい人だった!と言うことがあるように、先入観にあまりこだわりすぎるとせっかくの仲良くなるチャンスがなくなってしまいますよね。ワインでもこれはとても重要なことなようです。
ただ不思議なのは直感みたいなものがあって、いきなり答えがわかったりすることもあります。これも人間関係と似てますよね。結構第一印象があたったり・・。
ワインを通して、色々なことが勉強できますね。
ワインの値段が上がっています。ユーロー高のせいです。
メルシャンなどの大手もこぞって値上げに踏み切りました。もちろんそれにつられて小さいところも・・・。
このままユーローが高くなり続けるようには思えませんけど、こればかりは、わかる人なんか誰もいませんね。
お願いだー!もう高くならないでくれー!
そんな気分です。
このままユーローが高くなって困るものはワインのほかに医薬品と言われています。こちらはワインより実は深刻ですよね。薬が必要であることと、ワインが必要であることはずいぶん違いますもんね。〈一部の方には薬よりも深刻かもしれませんが〈笑〉〉
昔ユーローが100円近辺だった頃、“これが当たり前だ!”みたいな感覚でいました。まったくわかっていなかったんですね。
ワインを通して経済の動きを学ぶ僕でありました。
先日お客様とお話しているときに、“どうしてそんなに少ししかワインを注がないのか?たっぷり注いだ方が、良いのでは・・・?”というお話が出ました。
確かにいわれてみれば、ビールはコップいっぱいに注ぐのが“粋”だし、ビジュアル的にもよい。また最初の泡をすするあの味覚的快感もとっても大きいですよね。
それに対してワインは大きなグラスを出して、ほんのちょっぴりしか注がないわけで、“これってどうかな?”って思いますよね。
グラスに注いだワインをぐりぐり回す動作、あれは“スワリング”と言います。そして、スワリングは香りをたたせるためにする動作なのですが、実はそもそもグラス自体に香りを引き立てる機能がついています。つまり普通のグラスでワインを飲むのと、ワイングラスで飲むのとでは全然味が違うのですが、一番の違いは香りなのです。
グラスとワインの関係はとても楽しいテーマなので、また別の機会に詳しくお話したいなーと思います。
きょうは、グラスにちょっぴりしかワインを注がない理由、それは香りを引き立たせるため、グラスの機能を最大限活かすためだと言うお話でありました。決してぐりぐり(スワリング)した時にワインがこぼれないようにするためでも、ソムリエがけちなわけでもない(笑)というお話でした。
以上、お粗末さまでした。