Archive for 12 月, 2006

 無事に2006年が終わろうとしています。お客様には心より感謝申し上げます。又このブログを読んでくださる方にもまた大、大、感謝です。

 2006年はいろいろなことがありました。悲しいニュースが目立った気もしますが、素晴らしいニュースもありました。初めてのワールドベースボールクラッシックでは諦めないことの素晴らしさを教えてもらったような気がします。あんなにいろいろなことがあったのに、最後まで集中してプレイした選手たちにプロフェッショナルの凄さを見ました。

 トリノでは荒川選手が金メダル。圧倒的な存在感でしたね。きれいだったなー。

 なんか素晴らしいニュースというとスポーツしか浮かばない僕もどうかな?という感じですが、まあとにかくいいニュースもあったわけです。

 来年、もっともっと素敵なニュースがあるといいなーと心から思います。

 vin et cuisine A.k.は今年が初めての年でした。うまく行ったこと、いかなかったこと、全部僕の財産です。来年はもっともっといい店にしていきたいと思います。

 美味しくて命あふれるワインを一人でも多くの方に飲んでいただきたい。来年はよりいっそうの努力をしていこうと思います。

 ありがとうございました。そして、2007年もよろしくお願い申し上げます。 

2007nennsi.jpgアカシャはすでに正月気分です。

 クリスマスが終わり、A.k.も一落ち着き。

 今年のクリスマス。開業年にもかかわらず、連日ご予約でいっぱい!!心から御礼申し上げます。

 今年のクリスマスのテーマはデザートとワインのマリアージュ、そして、王道クリスマス万歳でした!!古典的にローストチキンを焼いたり、温かさのかたまりのような料理ミートローフだったり・・。そして素晴らしいシャンパーニュに美味しいワイン。

 お店で自分がしていることは、自分の思い出に根ざしたイメージの表現だと思います。小さい頃クリスマスが大好きでした。なんだかとても温かい雰囲気で、華やかで優しくて、とても幸せな時間だったように思います。

 今年のクリスマスでそれが出来たかわかりませんが、来年はさらに優しさと幸せいっぱいのクリスマスにしたいなーと思っています。

 とにかくありがとうございました。

 さて、いよいよ年末。vin et cuisine A.k.は30日まで営業いたします。がんばるぞー。

 クリスマスです。

santa.jpg

  アカシャもそう言っています。

 ・・・・というわけで、クリスマスメニューです。

 vin et cuisine A.k.のクリスマス
23日(土曜日)〜25日(月曜日)
 

茨城産にんじんのムース コンソメのジュレをかけて

前 菜 の 盛 り 合 わ せ
(合鴨カシスのソース、マグロとオリーブのタルタル、千葉産かぶの小さなサラダ)

ニュージーランド産赤座えびの鉄板焼 
大粒ホタテを添えて

アルザス名物タルトフランベ

本 日 の メ イ ン 料 理
(ローストチキンorミートローフorビーフシチュー)

イチゴのミルフィーユ仕立て 
チョコレートとバニラのソース
(+600円でとても珍しいロゼのアイスワイン(40cc)がつきます。)

※お一人様3800円(3990円)
(二名様より承ります。)

〜御予約お待ちしております。〜

 です。是非いらしてください。デザートとマリアージュするアイスワインのロゼ、楽しいですよ。

 その他、クリスマス期間中は素晴らしい手作りシャンパーニュがいつもより1000円お得な値段になっています。実に美味しいです。

 ではではご予約お待ちしています。

 今日はシャンボール・ミュジニー村です。コート・ドールを語るときこの村をはずすわけにはいきません。コート・ドールでももっとも繊細で華やか、濃さではなく緻密で優雅な酒質でせまってくるワインのあり様。まさにテロワールの精髄がシャンボール・ミュジニー村にはあるのです。

 一般に土壌における石灰岩質の割合が非常に多いとピノ・ノワールによるワインは繊細なものになるといわれており、シャンボール村はまさにその典型です。

 昨今は“濃いワイン”がもてはやされ、口の中でわかりやすくドンと広がるコクをもって美味しいと評価されがちです。しかし、シャンボール・ミュジニーにおいてそのことはまったく無意味であり、美味しさのベクトルはまるで違う方を向いています。

 優しく、どこまでも優しく、お花や小さな赤い果実が香り、ああ・・消えてしまうのかな・・と思うと口の中に一本芯が通るようにその存在を表すミネラル感。素晴らしいシャンボール・ミュジニーはその特徴が本当にはっきりしています。

 二つのグランクリュがあります。ボンヌマールとミュジニー。どちらも素晴らしいグランクリュ。ブルゴーニュを代表するものです。特にミュジニーはコント・ジョルジュ・ヴォギュエという生産者がその多くを所有しており、ロマネ・コンティと並ぶ格式を備えていると評価されています。

 僕自身はこの村の大ファンでブラインドテイスティングをするとき、あまりはずしたくない場所だったりします。なんだかんだでブラインドは難しいので絶対ということはないのですが、この村の特徴は自分なりにはっきり捉えているような気がします。たぶん、こういうイメージのものや人が好きなんでしょうね(笑)。だからなんとなくわかるのではないでしょうか。

 さて、次回はシャンボールの素晴らしい生産者ロベール・グロフィエを紹介します。

 ちなみにもうすぐクリスマス。vin et cuisine A.k.ではクリスマスメニューがお一人様3800円です。詳しくは明日のブログで紹介しまーす。ご予約お待ちしています。

16
12 月

テイスティングの二つの要素

   Posted by: wine    in ワイン会, ワイン小話

 ワインを飲んで評価すること、簡単に言うとこれがテイスティングです。グラスをくるくると回したり、色をジーット見たりするやつです。

 テイスティングには二つの立場からの評価があります。主観的評価と客観的評価です。どういうことかというと、主観的評価は主に自分の好き嫌いをその評価の基礎とします。僕のワイン会も今までは主観的評価をメインに行ってきました。これは好きとか、美味しいとか、不味いとか・・・。まず自分の好みがわからないと何もわかりません。

 次に客観的評価。これはワインの状態の分析をメインとしていて、どちらかというとあらを探す部分が多くなりがちです。たとえば揮発酸が出ているとか、ブショネかもしれないとか、亜硫酸を強く感じるとか、そういったことです。もちろん、ああこれはテロワールの表現が出来ているとか、そういったこともこちらの方ですが、少し複雑な問題も出てきます。

 で、今日は何が言いたいかというと、基本的にワインを楽しむためには、主観的評価を磨いていけば十分なのですが、主観的評価も実はとても奥が深い。実は自分の好みがわかっただけではまだまだで、次は自分の好みを広げる、他人の好みを理解するということがより主観的評価を広げることになっていくということです。

 自分の好みがわかることはワインを楽しむ基礎になって、これがないと何もわからないのですが、決してそれでワインの楽しみは終わりません。もっともっと深くて楽しい世界があるのです。

 今準備中のワイン会ではvin et cuisine A.k.が高く評価しているワイン、これは美味しいというワインを集めて、自分の好みを確認してもらい、そして、自分が美味しいと思わなかったワインについては、どうしてそれが美味しいといえるのかを見ていただこうと思っています。

 主観的評価を磨くことはワインを通して、ある意味自分の幅を広げていくことといえるかもしれません。大変なことだけど、わかることが増えることはとても楽しいことだと思います。

 ああ、わかった!なるほど!そんな会を次回は開きたいなーとおもっています。(で、会は何時なの?と自分に突っ込みを入れつつ今日はおしまいです。)