2010 アルザスワイン会 2
まずは、マルク・テンぺについて。
もうすっかり有名です。
以前は、アルザスの生産者の中では、知る人ぞ知る的なイメージで、
飲んだことがあったりするとちょっと自慢できるような存在でした。
ところが、いまやアルザスを代表する作り手と言っても過言ではなく、
本当に素晴らしいワインを作ります。
彼のワインの素晴らしいところは、
いわゆるビオワイン特有の不快ともいえる香りが非常に少なく、とてもクリーンなワインであること。
そして同時に、ビオで育てられたブドウならではのナチュラルでジューシーな果実味を持ち合わせていること。
今風のバランスのとれたレベルの高いワインです。
ちなみに、以前マルク・テンぺの輸入元であるディオニーさんの試飲会において、
マルク・テンぺのミニセミナーがありました。
その際に彼はしっかりと亜硫酸をワインに添加する旨を述べています。
ブドウの栽培にはビオディナミを取り入れつつ、亜硫酸に対する考え方は穏当な、
実にモダンな考え方です。
彼のプロフィールをインポータの資料から抜粋しますと・・・。
醸造専門学校を卒業後、大手ネゴシアンで醸造に携わる。その後11年間勤めた INAO(原産地呼称国立研究所)では、生産者の醸造コンサルタントを務め、のちアルザス地区のグランクリュ制定を任されるほど、アルザスの地質を知り尽くす実力を持ちます。
1993年に家業を継ぎ、念願のドメーヌ・マルクテンペを設立。自然農法への転換に3年を費やし、1996年からビオディナミ農法で栽培しています。現在では、ゴーミヨー四つ星掲載など、フランス国内では高い評価を獲得している注目の造り手です。
なるほどー。
INAOの醸造コンサルタントというプロフィールはとても納得してしまいます。
さて、リースリングをはじめとするワインに共通するのは、
“ツェレンヴェルグ” という畑です。
標高220m、粘土石灰質をベースに花崗岩や黄色みがかった細かい石灰の混じる多様性のある土壌。
(インポータ資料より)
“ツェレンヴェルグ”のどのワインにも共通するのは、その特有のミネラル感。
この日のゲヴュルツトラミネール2006は、非常に素晴らしく、香りは花開き味わいは充実して
とても目立っていたのですが、ほかのワインと全く変わらなかったのは
ミネラルウオーターのヴィッテルを彷彿とする丸みのあるなめらかな質感。
品種のそれぞれの個性とベースにある凛とした酸味とミネラルのコラボレーションに惚れ惚れです。
実に良いワインでありました。
ローズ・ソヴァージュはとてもおいしいワインです。
ピノ・ノワールを醸した白に近いロゼワイン。
センスの良い素敵なワインです。
ピノ・ノワール アルテンブルグ 2006
リースリング M 2002
は次回に続きます。
http://www.marctempe.fr/ElementsSousRubrique.aspx?SITE=ETEMPE1&RUB=325
マルク・テンぺのホームページです。








