Archive for the ‘ブルゴ-ニュ 白ワイン’ Category

29
9 月

ドーブネワイン会 1

   Posted by: wine

 

 ドーブネワイン会についてです。

 

 ドーブネはマダム・ルロワが自らの意図と信念をもってワイン造りをすることができるドメーヌです。

 何のしがらみもなく作るワインには無理な抽出など一切見られません。

 

 そのためにビンテージによるキャラクターの違いやキュベによる味わいの差も非常によく表現されます。

 

 もちろん、全てにドーブネ香といわれるような共通した香りもあるのですが、

 数回飲む機会があればおのずと違いがわかってきます。

 

 

 今回のワインは白中心。

 

 

 (ドーブネのほかにボルドーやシャンパーニュなどもあります。)

 

 2005年のムルソー

 他のキュベを飲まなければ堂々の主役を晴れるほどのワインかもしれません。

 現代的なフレッシュなムルソーの要素をたぶんに持ちつつも、オイリーで力強く

 ドーブネらしい強烈なミネラルが感じられます。

 

 2005年 ムルソー ナルボー

 はじけるような果実味。村名ムルソーに比べると迫力がぐんと増してきます。

 果実味がミネラルに負けないために、ワインは均整が取れてとても美しいイメージがわいてきます。

 うーん。美味しい。

 

 2004年 ムルソー  プルミエ・クリュ グット・ドール

 最初はおとなしいのです。そしてだんだんうねるように力強い香りが迫ってきます。

 金属的な、焼けるような、たんぱく質のような・・・なんともいえない香りの後、

 フル-ツとミネラル。隠しようもない強烈で繊細な酸味が爆発します。

 素晴らしいワインはいつだって、矛盾を抱えます。

 強烈で力強い酸なのに繊細できめ細かく優しい口当たりなのです。

 これじゃ、高いよなー・・・と思わざるを得ないワインです。

 

 

 ネゴシアン・ルロワのショレイはいまいちパッとしなかったのですが、

 ドーブネの状態は全て素晴らしかったと思います。

 

 本当に素晴らしいワインです。

 

 

 僕の“美味しいワイン”の定義は“ドーブネ”の味がベースになっています。

 今回もその素晴らしさを再確認できました。

 

 

 さて、次回はマリアージュについてです。

 ドーブネ相手に悪戦苦闘する僕の愚痴のような更新です(笑)。

 

 

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  Pouilly Fuisse Fine Josephine 2005

 

 結構知られていないワインですよね。

 

 コルディエ自体、僕もあまりよく知らないし・・・・。

 

 

 ロバート・パーカーがこの作り手を評価するのはよくわかるんです。

 いわゆる新世界のシャルドネのイメージを持っているから・・・。

 

 そして、ぼくもそういう認識だけでいたのですが、コルディエの会をすることになり

 ああ、そんな単純な話ではないな・・と思ったんです。

 

 マリアージュを考えている時に、アボカドだとかエビだとか、

 カリフォルニア的なイメージで勧めようとしていた時に、コルディエのワインが予想を超えて

 遥かにミネラリーであることに気づきました。

 

 やっぱり、日本に入りたてのときに飲んだのと全然印象が違う。

 

 一年の時間をかけてワインは落ち着きを取り戻し、成長して本来の姿を取り戻すのだなーと思いました。

 

 

 素晴らしいキュベはいっぱいあったのだけど、僕が感動したのはこれ。

 

 

 

 2005 フィーヌ・ジョセフィーヌ

 

 この気品を評して、モンラッシェと表現するしかないのがよくわかります。

 思ったよりミネラリーと感じたコルディエのワイン。

 

 収量を極限まで落とし、丁寧に醸造するとこうなる。

 

 うーん。。

 

 モンラッシェにしても、ロマネ・コンティにしても、偉大なワインには最初にそっけない感じがあります。

 あれ?・・・みたいな。。

 

 でも慣れてくるとそのそっけなさの次に展開されるあまりにも大きな喜びが想像できて、

 なんとも幸せな気分になります。

 

 

 このワイン、まだとても飲み頃ではありません。

 

 もちろん今飲んで美味しいですけど、せめて5年。あと10年置けばすごい世界が待っているのでしょう・・・。

 

 

 

 さて、今日の夜にはガングロフワイン会のお誘いをアップします。

 すごいワインが登場しますので、皆さま是非お越しください。

 

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 プイイ・フュイッセはマコン地区にあります。

 

 マコンはブルゴーニュ地域圏。

 コート・ドール(ディジョン)からは南へ150kmほどのところにあります。

 

 今やマコン地区にはすばらしい作り手が綺羅星のごとく存在します。

 ヴェルジェの総帥ギュファン・エナン、バレットにシャトーフュイッセ・・・

 

 そして最近ではルフレーブやコントラフォンなどコート・ドールの巨匠たちも、

 優良なテロワールに目をつけてマコン地区に進出しています。

 

 

 ダニエル・バローももちろんそんな中の一人であり、超良質なワインを作り上げています。

 

 

 (このキュベはラ・ヴェルシェール)

 

 バローの特徴は、ブラインドテイスティングをすればわかるように

 何よりもコストパフォーマンスが抜群なのです。

 

 とにかく美味しい。

 若いうちからわかりやすく美味しいのです。

 

 厚みのある味わいはよくよく味わえば、ムルソーでもピュリニーでもないのですが、

 ブラインドであればそんな簡単にはわかりません。

 

 なぜなら単純に美味しいので、

 “なんだかすごいワインなのでは???”

 と感じてしまいます。

 

 “えーと、グランクリュ??”

 

 そんなことを友人の声からよく聞きましたし、ぼくもそう思うことがしばしばありました。

 

 

 

 しかし、それは彼のワインがテロワールを無視していると言うことではありません。

 

 彼のワインには、しっかりとテロワールのキャラクターが表現されており、

 サン・ヴェランなどは、高品質で美味しいというバローらしさを残しつつ、

 ハーベイシャスなニュアンスを感じ取ることが出来ます。

 (ハーベイシャスな香りはサン・ヴェランのワインにまま感じ取ることが出来るキャラクターの一つです。)

  

 プイイ・フュイッセは厚みがあってハリのあるフォルムで、

 酸味もしっかりとあるものの、優しい印象。

 しかし、ミネラル感が強烈でワインにはミネラルの厳しさもまた感じ取ることが出来るのです。

 
  
 

 

 ただ、こんなことを書きつつもやっぱりバローのキャラクターは

 僕にとってはやっぱり“美味しい”と言うこと。

 

 僕が始めて飲んだのは5年前。

 あの時の美味しい記憶は今も鮮やかです。。

 

 

 

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 ロバート・パーカーのワインバイヤーズガイドにおいて、

 ドメーヌの赤の評価は“傑出した”という最高評価。

 白では、ドメーヌもの、ネゴシアンもの共に“傑出した”という最高評価。

 

 ブルゴーニュの誇るワイン造りの達人です。

 

 彼のワインは、いつだって美味しいのです。

 いつもワインが安定しています。

 

 お店でお客様にワインをお出しするとき、

 “ちょっとここは外せないな~”

 と感じたら、僕は迷わずボワイヨを選びます。

 

 いままで、期待を裏切られたことはありません。

 

 

 今回のワイン会で飲んだものは、シャサーニュ・モンラッシェ 1er レ・ザンブラゼです。

 

 

 この日もミネラリーで透明感あふれる香りを放ちつつ、

 樽香とあいまったリッチで優雅な世界を表現します。

 

 果実味、ミネラル、樽香、ボリューム感、酸の美しさ、余韻の伸び

 どれもが素晴らしく、全体としてバランスが取れています。

 

 彼のワインこそ、

 “格調高い”

 という言葉がふさわしいと思います。

 

 赤ワインにおいてもその個性はくっきりと現れます。

 

 コート・ド・ボーヌを代表する名手であります。

 
 

 

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