今日は久しぶりに普段のおすすめワインを紹介します。
このシリーズをなかなか書けないのは、安くて美味しいワインは結局少ないからだと思います。もちろん好みの問題があるので、ぼくが紹介したものも駄目なものもあるし、ぼくが紹介する以外のものにも素晴らしいものはあるはずです。それを踏まえての話ですが、なかなか見つかりません。
大体紹介の背後に1本につき3〜4本程度他のワインも飲んでいる感じでしょうか。
さて、今日は白ワイン アルザス トリンバック の コキヤージュというワインです。

僕はアルザスワインが大好きです。初めてフランスに行ったときの最大の目的がアルザスの素晴らしい生産者に会うことでした。めちゃくちゃ憧れていました。
で今日のワインは、安くて美味しいワインで、特にシーフードに良くあいますというものです。貝のマークを見れば誰でもわかりますね(笑)。
ピノ・ブランとシルヴァーナという二つの葡萄の混醸です。スッキリとさわやかな香りで、ほのかにメロンの高貴な香りもしてきます。ちゃんとミネラル感もあって完成度が高いですね。
味わいも基本はスッキリ辛口ですが、香りのフルーティーさが味わいに甘いニュアンスを与え、複雑な世界を表現しています。
値段も1200〜1300円程度で、食事を選ばないいいワインです。
さすが、辛口ワイン随一の作り手トリンバックですね。
久しぶりに普段飲みのワインをご紹介します。
シャトー・ビラ・オーです。http://www.nlwine.com/wine/detail.php3?seqno=395

大体市場価格で1500円ぐらいです。いつもよりはちょっと高めですけど、たまにはいいでしょうか(笑)。
このワインはあのシャプティエが関わっているようです。シャプティエといえばコート・デュ・ローヌ地方、ギガルに並ぶ最高の作り手にして、自然農法ヴィオディナミの先駆者でもあります。とっても素晴らしい作り手さんです。
このワインを買うとき、僕はちょっと疲れ気味で、“なんか元気の出るのないかなー”と思いつつ、ワインを探していました。“普段飲みだし、スーパーで高いの買っても、どうせ・・・、あっ、シャプティエ。”
そんな感じで買いました。僕の中でもかなり信頼度が高い作り手なのです。
つまみに牛タンのスモークを買いつつ、ワクワクして帰宅。早速抜栓。
“よーし、飲むぞー!”
“・・・・・・まずい。”
牛タンとものの見事に合いません。
“負けてたまるかー!!”
というわけで一時間おきます。(こういうときは常温でコルクを開けてほったらかしです。)
再チャレンジです。グラスに注ぎ、香りをかぐと・・・
“おおっっーーー”
湧き上がるチェリーやプラムの香り、スパイシーな味わいを予想させる、濃密で華やかプラス黒胡椒の香り。デイリーワインの域を超えています。
“うまいっ!!”
もちろん牛タンのスモークにもばっちり。口の中で美味しいソースを絡めているみたい。
“ああ、よかった。”
満足であります。ちょっとだけ贅沢をしたいとき、スーパーに売っている赤ワインでは、とってもおすすめです。きっと、元気になりますよ。
ワインに合わせるもの、ワインのおつまみ、どんなものが良いでしょうか。
簡単な料理すら面倒で、“既製品で良いから”という時にはどんなものがワインと合うのか。今日はちょっと僕のおすすめを書きます。
普段のみのワインを勧めるときには大体面倒なので料理もしませんから、今日のおすすめは実は結構使えるかも(笑)。
やっぱりチーズやオリーブ、ピクルスや干した果物は定番ですね。これらはとても良いですよね。チーズのおすすめはミモレットと言うチーズ、赤い色合いをしたとても美味しいチーズです。これは、赤にも白にもいけちゃいます。僕はブルーだとか、ウオッシュだとかの香りの強いチーズはあまり家で食べません。なんか疲れるからです。あれは外で食べたい感じです。
個人的にはマスカットの干したものが好きです。これはスペインワインの赤とか南アフリカの赤とかにあいます。もちろん白もさわやか系のに合わせても楽しいです。
あ、チーズだと、クリームチーズをブルゴーニュの白にあわせるのも良いですね。これは最高のマリアージュの一つかも。
今までのはある意味定番で、ここからがイレギュラー編です。
まず万能はポテトサラダ、マカロニサラダ。これは赤だったら軽いものが良いですが、基本的に赤白オーケーです。スーパーでもコンビ二でもありますよね。
次に男前豆腐、豆腐屋ジョニーとかの濃い豆腐。別に“男前”でなくても良いんだけど、最近はやりなので。まあ、とにかく濃い豆腐なら何でも良いです。おすすめはレンジで軽くチン!鰹節をかけて、自然派ワインと召し上がれ。
そして、僕の中で一番好きなのが、さばの味噌煮あるいは秋刀魚の蒲焼、どちらも缶詰。そして赤にあわせます。これが合います。でも、疲れない程度のマリアージュです。つまり、多少ずれるときがあるのですが、ワインも料理もあんまり合いすぎるとこれが結構疲れるのです。ロックホールチーズと貴腐ワイン、本当に合うけれど、量はあまりいりません。
おうちで飲むときはあくまで力を抜いた自分に、料理もお酒も合わせます。すると、飲みすぎて、明日には・・・。
あくまでほどほどに飲むのが楽しい飲み方です。お粗末でした。
久しぶりのいい天気です。風は強いけどなんとも幸せな気分です。
僕は意外と雨も好きで、小雨のときは傘を差さなかったりして、ニコニコ歩いたりします。変な人ではありません。楽しいのです。(それが変?)
さておき、長雨というのはやはり、面白くないので晴れは嬉しいですね。
しばらく普段のみのワインを更新していなかったので久しぶりにいきます。今日のおすすめ普段のみワイン!!

マァジ モデッロ・ロッソ・デッレ・ヴェネツィエです。
このワインは安くて美味しいワインとして結構有名なんだそうですが、そういうことに相変わらず疎い僕は美味しそうなので、やはり今日もサミットで1000円ぐらいで買いました。
飲んでみます。ぐいっ。・・・・・・ふつう??
しかしです。イタリアワインには安いワインでもこういうことがあります。いわゆる閉じているということです。インターネットの酒屋さんのホームページなどでは、最初からチェリーの香りがどうたらとか書いてあるのですが、ワインって一本一本状態が違います。いつもそんなことはありません。それは安くたって関係ないのです。
というわけで、開くまで時間をおきます。
とすると、じわじわ出てきます。最初は飲みながら口の中で芳醇になっていくのです。そして、さらにグラスを確認。んー!!きましたね、まさにチェリーの香り、それも缶詰的なチェリーな香りです。シロップと果実が交じり合うようなわかりやすく美味しそうな香りです。
味わいはあくまで飲みやすく、タンニン(苦味)も中庸、特に複雑ではないです。滑り台をするーっとニコニコしながらすべり落ちていく子供のように、口の中をするーっです。でも、ちゃんと笑顔という美味しさを残しながらです。
食事は家庭料理的なものなら大体なんでもいいです。肉じゃがも良いし、カレーだって良いし、マヨネーズをきかせたマカロニなんかも良いですし、万能です。
気楽な食事にイタリアワイン、実にいいですね。
チリワインというと結構いいイメージがありますね。安くて美味しい赤ワインといえば・・・みたいなところがあって。
チリのワインで昔から良く飲まれていたのが、カベルネソーヴィニョンという品種主体のワインですね。濃くて、果実味があって、タンニン(苦味)がしっかりしていて。
たまにはそんなワインもいいかなーと思って、カベルネを買って家で飲んでみると、なんだか違う。
“うーん、割に地味な印象。ああチリもずいぶんあれだな、抑え気味にして、こうエレガントに仕上げたんだな・・・・・・でもまて、これって、どうしてこうチリっぽくない・・・うーんボルドーみたいで、果実に赤い感じ・・・ボルドー?チリ?何だこれって、あれっ!?”

よく見てみると、カルメネールという品種、間違って買ってしまいました。でも、これがとてもいいワインなんです。
香りは最初プルーンのような印象、黒い果実が主体です。でもなんだか、ふわふわとさくらんぼのような、あるいはその缶詰のような香りがしてきます。複雑な感じというよりは焦点の定まらない、煮え切らない香りです。でも、決して嫌な香りではないのです。だんだんと鉄分っぽい、つまり血のにおいのような、ミネラルのようなそんな香りから、杉の香り、森の香り、ああボルドーっぽいなーと思った香りがしてきます。
味わいは最初から爆発するような感じではなくてじわじわ美味しくなってくる感じで、長くゆっくり飲みたいワイン。決して重過ぎず、軽すぎず、ふんわりと果実味の中に旨みがちゃんとあって、ああうまいという感じですね。
今日のワインは少し玄人好みかもしれません。地味な印象もあります。でも素晴らしいワインです。チリワインが単にフランスのコピーとしての役割ではなくて、チリワインとしての独自性を主張しているかのようです。
明日はカルメネールという品種をもう少し説明していきますが、このワインには今ではチリでしかほとんど栽培されていない品種を使っている素晴らしさが十分に表現されています。
合わせるお料理は今日は牛肉のお料理、肉じゃがでも良いですし、もちろんステーキでもオーケー、少し甘い感じのソースだとなお良いです。
長持ちのワインなのでゆっくり飲んで大丈夫ですが、少し干し柿の香りが出てきたら、酸化しすぎた証拠。そのときは早く飲んだほうがいいと思います。